ヤマハ発動機株式会社様
「意図を汲み取り、提案してくださるエンジニアに来ていただき助かっています」

COLUMN
2024/04/26

【撮影: WeWork Oceangate Minatomirai 】

 

オープンアップITエンジニアの社員が活躍している、ヤマハ発動機株式会社様にインタビューを実施しました。

この記事を読めば、オープンアップITエンジニアに入社するとどんな企業様に派遣され、どんな仕事をするのかがイメージしやすくなるはずです。

※ご紹介するのはあくまでも数ある派遣先企業様の一例であり、必ずしもこの企業様に派遣されて働けるわけではありません。業務内容は一例です。タイミングによっては業務内容が変更になる場合もあります

 

avatar

中嶋 真澄

IT本部 デジタル戦略部
つながる推進グループ
グループリーダー(取材時)

※記事公開時は、技術開発本部 技術戦略部 マネージャー

【撮影: WeWork Oceangate Minatomirai 】

 

avatar

齊藤 浩太

ヤマハ発動機株式会社
IT本部 デジタル戦略部
つながる推進グループ
主務(取材時)

※記事公開時は、IT本部 デジタル戦略部 データ分析グループ 主務

【撮影: WeWork Oceangate Minatomirai 】

 

※組織再編につき、つながる推進グループは記事公開時、データ分析グループに統合されています。本記事では、取材時の名称である「つながる推進グループ」が記載されています

 

※当インタビューは、2023年11月28日の15時から16時にかけて実施しました

ヤマハ発動機株式会社様 会社紹介

会社名 ヤマハ発動機株式会社 様
URL https://global.yamaha-motor.com/jp/
事業領域 ランドモビリティ・マリン・ロボティクス・金融サービスなど
OPEとのお取引期間 2023年2月から
OPE社員の派遣部署 IT本部 デジタル戦略部 つながる推進グループ(※)

 

バイクを中心としたランドモビリティをはじめ、マリンやロボティクスなど、幅広い製品を製造しているヤマハ発動機株式会社様。

オープンアップITエンジニアとのお付き合いは2023年2月からで、現在は同社の「IT本部 デジタル戦略部つながる推進グループ(※)」に1名のAWSエンジニアを派遣しています。

 

※取材時。記事公開時は、データ分析グループ

ヤマハ発動機株式会社様 業務内容について

ここからはヤマハ発動機株式会社様の中で、オープンアップITエンジニアの社員がどのような業務をしていて、どのような印象を持たれているのかをインタビュー形式でご紹介します。

まずは、ヤマハ発動機株式会社様の事業内容や、デジタル戦略部・つながる推進グループの業務内容から、エンジニアが必要になった背景までをお聞きしています。

ヤマハ発動機株式会社様の事業内容とデジタル戦略部・つながる推進グループの業務内容

【撮影: WeWork Oceangate Minatomirai 】

 

――貴社の事業内容について教えてください。

中嶋氏(以下、敬称略):ヤマハ発動機株式会社は、1955年に楽器のヤマハ株式会社から分離して、バイクから始まった会社です。現在はマリン製品や自動運転が可能な小型モビリティ、IMマウンターや工場の汎用機械など、BtoCのみならずBtoBの製品も幅広く取り扱っております。

 

――お二方の所属されている「デジタル戦略部」「つながる推進グループ」はどのような業務をされている部署ですか。

中嶋:弊社はものづくりの会社ですが、デジタル戦略部はことづくりも含め、製品を売った後もお客様が弊社の製品を使ってより楽しんでいただけるよう、アプリケーションの開発などを推進する部署です。デジタル戦略部はDXを推進するために作った部門で「デジタルマーケティンググループ」「データ分析グループ」「つながる推進グループ」と3つのグループ(※)があり、つながる推進グループの主業務はコネクテッドです。

 

齊藤氏(以下、敬称略):製品に対しデバイスを取り付け、製品を購入されたお客様がどのような使い方をされているか、リアルタイムでデータを収集することをコネクテッドと呼んでおります。

 

※取材時。記事公開時は「デジタルマーケティンググループ」「データ分析グループ」の2グループで編成

 

――その中で、お二方はどのような役割なのでしょうか。

中嶋:会社の中でDXを推進していくための方向性を各部門と合意形成していき、合意した内容を実行に移すとともに、そのための体制やリソースを作り上げていくのが私の役割です。そのほか、グループメンバーの業務管理や職場環境の整備など、多様な業務にあたっております。

 

齊藤:私は基盤を作る実務リーダーとして、コネクテッドのシステム開発・運用にあたり、どのような基盤を作ればよいか考案し、実装する業務を担当しております。弊社の場合、製品に取り付けたデバイスからユーザーのスマートフォンにBluetooth接続し、スマホ経由でデータを収集しており、収集したデータを貯めるデータレイクについても、私が担当しております。

エンジニアが必要になった背景と派遣を選択した理由

【撮影: WeWork Oceangate Minatomirai 】

 

――今回、エンジニアが必要になった背景について教えてください。

齊藤:データレイクの機能を改善していきたいと考えており、これまでは外部のパートナー様に依頼しておりました。しかし、私自身がエンジニアだったこともあり、内製化(※)した方が時間を短縮でき、コストも安くクオリティも高くコントロールできると感じ、社内で開発したいと考えておりました。内製化に向け、人材確保のためにエンジニアの経験者採用を進めている状況でした。

 

中嶋:内製化については、弊社の社員たちにスキルを身につけてもらい、ノウハウを蓄積していきたいという理由もあります。開発サイトを作っていきながら成長してもらい、仕事にやりがいを感じてもらって、誇りを持ってもらえるようになれば、仕事の質も上がります。そのようにして、会社を変革していこうと判断したことも内製化を進めている理由です。

 

※内製化…業務を外部に委託せず、社内の要員や設備を使って実施すること

 

――採用活動のご状況や派遣という選択肢をとられた理由について教えてください。

齊藤:経験者の採用には注力しており、毎週、人材にスカウトメールを送っておりました。しかし、条件で絞り込んでいくと対象者は少なくなっていくほか、スカウトメールを送っても返信がないケースもありました。また、社員採用の場合は入社まで数カ月を要するので、すぐに業務を開始していただける方も検討しようということになりました。

 

中嶋:弊社は海外とのやり取りが多いので、求めるスキルの中に「英語が話せる」という条件もありますが、その条件を加えると候補が減ってしまうのも悩みの1つです。

弊社グループに、エンジニアが多数在籍している会社があり、当初はその会社のエンジニアに業務をご対応いただいておりました。しかし、業務が増えて手が回らなくなってきたところで、アウトソースの活用を考え、派遣という選択をいたしました。

 

ヤマハ発動機株式会社様から見たオープンアップITエンジニアの社員の印象

続いて、オープンアップITエンジニアを選んでいただいた理由や、エンジニアの印象についてお話を伺いました。

学習意欲とコミュニケーション能力の高さが受け入れの理由

【撮影: WeWork Oceangate Minatomirai 】

 

――当社は主に若手のエンジニアを派遣している会社です。当社のエンジニアを受け入れていただいた理由について教えてください。

齊藤:私の業務内容を考えれば、ある程度AWSのスキルがあれば問題ないと考えておりました。当グループでは海外のグループ企業との契約手続きがあり、英語でメールのやり取りをしております。そのような業務も一部含まれることを貴社の営業にお伝えしており、「それでも」と快諾していただいていたことが、貴社のエンジニアを受け入れた理由の1つです。

 

中嶋:弊社での就業に際しては、コミュニケーション能力も求めております。弊社の職場にマッチして、弊社の社員とも協力して業務を進めていただけそうかという部分でも希望通りでした。

 

――他にも派遣会社がある中で、当社を選んでいただいた理由はなんでしたか。

中嶋:弊社では派遣会社を選定するにあたり、社内審査がございます。社内審査をクリアしたため、選ばせていただきました。社内審査をクリアする企業は、一定以上の規模の会社が多い印象なので、その点でも安心しておりました。

 

――当社のエンジニアの第一印象はいかがでしたか。

齊藤:貴社のエンジニアと業務打ち合わせをさせていただいた際、AWSに限らずこれまで学んできたことを自らお話しいただき、改めて弊社の業務にマッチしていると感じました。実務経験こそありませんでしたが、研修を受講し、AWSの認定資格も取得されていました。

 

中嶋:短期間で資格を取得されていることから学習能力が高く、集中して壁を超えられている印象を受けましたので、弊社の環境に身を置けば、より成長していただけるという期待を持ちました。しっかり自身のキャリアプランを見据え、身につけたい技術や働きたい職場の条件など、意思が明確だったことも印象に残っております。

意図を汲み取る能力が高いエンジニアに来ていただけて満足

【撮影: WeWork Oceangate Minatomirai 】

 

――当社のエンジニアに対するご要望や、今後の展望について伺えますか。

中嶋:弊社では総合力を求められる場面が多いので、「私はエンジニアなので、プログラムしか対応しません」では困ってしまいます。正社員に対しては「会社として、こうあるべきです」と言い切り、「そのため、このようなシステムが必要です」と提案できる能力を求めております。

提案を実行に移す方も必要で、私たちの意図をしっかり汲み取っていただき、指示されたことをこなすだけでなく、「こういう方法もあります」と提案してくださるエンジニアがいれば、非常に助かります。そのような方々が集まれば、会社もより良くなりますし、お客様に対し、優れたシステムをベースにした、いろいろなサービスの展開が可能です。

エンジニアの方には、純粋なスキルだけでなく、成し遂げる意志、コミュニケーション能力や提案力も求めております。私たちのシステムは弊社の各拠点に展開しておりますので、拠点の方々に「システムを利用することで仕事が楽になる」ということを分かりやすく説明する能力が必要です。相手の気持ちに立ち、言葉を選びながら伝えないと関係が悪化してしまう恐れがありますので、しっかりとコミュニケーションを取れる方でないと難しいと考えております。

 

齊藤:私が作りたいと思っているものについて、全てを言い表して伝えることは困難なので、その部分を汲み取っていただける能力のある方がいれば、非常に助かります。一人で思い悩んでいるとき、頭の中にあることを絵に描いて貴社のエンジニアに説明したところ、私の考えを汲み取って整理していただいたことがあり、助かりました。

 

――実際に受け入れていただいて、当社のエンジニアの印象はいかがですか。

齊藤:AWSの実務経験はなくとも、概念への理解はありますし、システムに対する感覚もお持ちです。コミュニケーション能力も高いので、助かっております。

 

中嶋:貴社のエンジニアに対して好印象だったことは、メールが非常に簡潔で、要点が整理されていることです。貴社の営業の方に、メールの書き方も教育されているのか伺ったところ、もともとお持ちの能力だということでした。

優良企業のエンジニアとして働くならオープンアップITエンジニア

ヤマハ発動機株式会社様へのインタビューで分かった、エンジニアに求められる条件は学習意欲とコミュニケーション能力の高さです。

短期間でAWS認定資格を取得した学習能力の高さを評価していただき、受け入れ後は、お客様の考えを汲み取るコミュニケーション能力を高くご評価いただいています。

オープンアップITエンジニアには万全の研修があるので、スキルや知識、資格の取得はもちろん、企業で本当に求められるコミュニケーションスキルまで身につきます。

オープンアップITエンジニアでは、今回ご紹介したヤマハ発動機株式会社様のような優良企業で働ける機会があります。

その理由は、資格取得を前提とした「手に職をつけられる」充実した研修にあります。

現場で使える技術や知識が学べる独自のカリキュラムに加え、ビジネスマナーなども指導。

加えて、一人ひとりの適正や希望に沿って企業様とのマッチングを行うため、派遣後もすぐにご活躍いただけます。

オープンアップITエンジニアでは、エンジニアが働く環境にも配慮しており、有休消化率は80.57%、平均残業時間は月6.52時間です(2023年9月時点)。

 

 

オープンアップITエンジニアには、未経験からでも優良な企業様でエンジニアとして活躍できるだけの環境があります。

興味のある方は、下記のボタンから詳細をご覧ください。

 

その他のコンテンツ
未経験からのスタートガイド
今すぐ疑問を解消しにいく
close